The Story
神域への境を、
最小限の線で示す
神奈川県のとある寺院の進入路に設けた「Torii Entrance」は、境内へと向かう歩みの起点に立つ鳥居門です。 伝統的な鳥居の比例をそのまま用いるのではなく、その本質的な構成線だけを抽出し、檜の柱と貫による幾何学的な佇まいへと還元しました。 耐候性の高い金物を要所に用いることで、簡素な形の中にも確かな強度を持たせています。
門の位置と向きは、進入路を歩く人が朝日を正面に望めるよう綿密に計算しました。 光が門の間を通り抜ける瞬間、訪れる人はふと足を止め、境内へ入る前の静かな一息をつくことになります。
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