The Story
灯りが水面に映る、
黄昏のための橋
京都府の老舗旅館の庭園に架けた「月影橋」は、日中の眺めではなく、日が沈んだ後の時間のために設計された橋です。 橋のたもとに置かれた御影石の石灯籠に火が灯ると、その光は静かな水面に映り込み、 橋を渡るお客様は、灯籠の灯りが揺れる水鏡の上を歩くような体験をします。
この体験を損なわないよう、橋の木部には艶を抑えた低反射の仕上げを施し、 照明の光が木肌で乱反射しないよう配慮しました。橋のアーチは満月を思わせる緩やかな弧を描き、 欄干の間から見える空と水面が、一体となって夜の庭を演出します。
Related Projects

